牛首紬(うしくびつむぎ)へのこだわり       :::きものごころ:::
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牛首紬とは?
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■ 牛首紬(うしくびつむぎ)は石川県指定の無形文化財です。また経済産業大臣指定伝統的工芸品でもあります。

◆日本三大紬のひとつ「牛首紬」

牛首紬は、大島紬結城紬と並ぶ三大紬のひとつですが、生産量の少ない玉繭を素材とし、熟練を要する手作業で全行程を行うため、年間生産量が非常に少なく、着物愛好家の方々に珍重されています。

◆牛首紬独特の「節」

牛首紬は、玉繭(たままゆ)から直接手引きする糸で織られます。
玉繭とは、蚕が繭を作る際に2匹が共同で作った 繭のことです。
この玉繭が、自然の恵みである牛首紬の独特の表情を生み出してくれます。
反物の所々に見える節くれが特徴です。
牛首紬は、この玉繭からできた糸を手織るので、手織独特の風合いと絹の光沢、綸子のようなしなやかさ、そして抜群の耐久性を兼ね備えています。

機織り

 

玉繭の希少性 -

日本の年間の繭生産量は2万トンといわれており、
玉繭は1%未満の120トン程度しか生産されず大変希少価値の高いものです。

  • 1反に使用する繭………………約4,000個
  • 1反に使用する糸の長さ………約3,600km
  • 年間生産量………………………約6,000反

のべびき

牛首紬の伝統工芸を支える技「のべびき」

糸を引くために煮る釜の温度は八十三度。
それより低ければ繭は沈みます。
高ければやわらかくなり過ぎて良い糸が取れません。
機械にはできないこの微妙な調節を指先と繭の動きだけで行う、きわめて困難で熟練の腕を要する地道な糸引きが紬の出来を左右します。
熟練が要るので、年配者が多く後継者不足です。

一反一反、熟練した技術者の手織り


繭から独自の技法で、パーマネント状のうねりを持つ空気を含んだしなやかな糸が作られます。
一貫した手作業からできた、軽くしなやかな牛首糸を手織り機で丹念に織ります。
一反の反物が織りあがるまで2ヶ月から3ヶ月、手織り独特のしっかりした地風と絹の光沢は、丹念に手をかけたからこそ生まれるものなのです。



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